院長ブログ

当院のインフルエンザ検査は100倍 高感度です!

今週に入り急にインフルエンザの方が増えてきました。宮前区は比較的少ないですが川崎市内ですと川崎区やお隣高津区での患者さんが多いです。またこれまたお隣の横浜市都筑区は横浜市内で最多のインフルエンザ発生数で学級閉鎖も多いと聞きます。

http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000031853.html

http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken/idsc/rinji/influenza/2014/rinji02.pdf

ところでインフルエンザの検査の感度は医療機関によって全く異なることをご存知ですか??なんと通常の検査よりも感度が約100倍の検査があるのです。富士フイルムが写真の現像の原理を応用して開発した機械を用いることで実現しています。詳しい仕組みは富士フイルムの「インフルラボ」http://influlab.jp/

の中の2F 研究室に説明がありますのでご覧ください。

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この100倍の感度の差というのは決定的に違います。他院で一般的におこなわれる従来型の検査では発熱初日の感度がかなり低いのです。このため、発熱してから12時間ないし24時間以上たってから検査するのが望ましいというのがかつての常識でした。しかしながら、多くの方は発熱初日に受診されます。通常のインフルエンザ検査しかできない医療機関を受診すると対応は以下の4つのいずれかになることが多いです。

1 インフルエンザの検査はせずに翌日の再診を指示する

2 検査してもむだだからと言って検査せずインフルエンザの薬を出す

3 検査した結果、インフルエンザと証明できないために風邪薬のみを出す。

いずれも問題があります。

1の場合は翌日までつらい状態が続き、インフルエンザの薬は翌日以降に使うことになり症状が長引きます。

2の場合は本当はインフルエンザではない場合、当然ですが全く効果が出ないです。

3の場合、本当にインフルエンザだった場合症状が長引くうえに家族や友達にインフルエンザをうつしまくります。

やはり求められているのは、発熱初日であっても高い精度でインフルエンザを見つけることができる検査、またインフルエンザでないという結果が出たなそれを信じられるくらいの高い精度です。これが富士フイルムが開発た検査機器です。当院ではこの機械を2台そろえて検査を行っています。

しかしなぜすべての医療機関がこの機械をつかわないのでしょう?もちろんそれには理由があります。主な理由は以下の4つです。

1 一般的な検査では安価なキットのみで検査できますが、高感度検査では高額な専用の機械が必要。

2 一般的な検査キットより高感度検査のキットは原価が高い。

3 1・2にも関わらず患者さんにお払いいただく検査代は通常検査も高感度検査も同じ。

4 そもそも高感度検査の存在や有用性を知らないドクターがまだまだ多い。

このようにドクター側には従来検査でいいやという方が多いのです。しかし患者目線に立てば、同じ値段でより早い時期に信頼度の高い検査をうけたほうがよいに決まっています。ウイルス量の少ない早期にインフルエンザと判明すれば、当然早くよくなります。風邪よりも早く解熱することにびっくりする方が多いです。逆にインフルエンザでないという結果を高感度検査で得られれば、安心して風邪として治療を受けることができます。

ところで最後に一つだけお願いがあります。高熱などでインフルエンザを心配して当院に来られる場合は、必ず事前に電話をお願いします。突然の高熱(おおむね38度以上)を目安にしてください。来院いただく時間をこちらから指定させていただきます。その場合は通常の待合室とは別室にご案内しますし、待ち時間を大幅に短縮して優先診察いたします。

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