院長ブログ

A型インフルエンザが大流行です!

ご存じの方も多いとは思いますが、ただいまA型インフルエンザが大流行中です。この週末は多数の発熱された方が来院されました。特に21日の日曜日は何十人検査したか数える暇もありませんでしたが、これほどたくさんインフルエンザ検査した日は医者になってありませんでした。40人分くらいあった検査キットがあやうく在庫切れをおこす寸前だったくらいです。

当院では富士フイルム社製の高感度インフルエンザ検査を行っており、一般的な検査の100倍の感度でインフルエンザ検査を行えます。通常より確率高くまた早い時期に診断がつく大変優れものです。しかしながらいくつか注意点がありますので解説いたします。

 

1 発熱後数時間以上はお待ちください!!!(←とても重要です)
たしかに高感度検査ではありますが、限界もあります。発熱してすぐに来院されてしまいますとやはり多くは見逃すことになります。せめて4~8時間お待ちいただくだけでずいぶん感度が変わってきます。是非、発熱してから数時間以上たってからの受診を強くおすすめします。その時間帯で見つかれば十二分に早く症状はよくなります。

2 必ず事前にお電話ください。(←何卒よろしくお願いします)

急な発熱(おおむね38度以上が目安)にて受診の際は必ず事前にお電話ください。37度台でもインフルエンザが疑わしい場合(家族などごく身近にインフルエンザの方がいる場合、学級閉鎖中の学校の生徒、その他インフルエンザの可能性が高い理由がある場合)はお電話ください。ご相談の上、来院時間を指定させていただきます。院内感染を最小限にするため、インフルエンザが疑われる方は来院後ただちに別室にご案内し、最優先で診察を行います。検査結果がわかり次第優先して会計も行っております。

もし連絡なく受診されますと待機する部屋が空いていない場合があります。その場合はいったん帰宅いただくかビルの外で待機いただくことになってしまいます。感染拡大防止のためご理解ご協力をお願いします。

3 予防注射を過信しないでください

インフルエンザの予防接種はインフルエンザになる確率を下げますが、インフルエンザにならないことを保証するものではありません。ただし無駄ではありません。入院を要するような重症例は大きく減るとされています。もしも予防接種を受けた方でも急な発熱や強いだるさを感じましたら慌てずに数時間以上たってから受診ください。

4 高熱になるとは限りません

37度台の方でも念のため検査をするとインフルエンザということがかなりあります。また最初は38度以上でもすぐ下がったり、熱が上がったり下がったりという場合もあります。従来型の検査ではこれらの多くは見逃していましたが、高感度検査ではかなり見つかるようになりました。軽いと思っても初期にきちんとした薬を使えば早く楽になるだけでなく、多量にウイルスをばらまく期間が減り家族など周りの方への感染確率は大幅に下がります。

 

以上よろしくお願いします。いまやインフルエンザは特効薬のあるそれほど怖がる必要はない病気です。高感度検査で発熱後、半日~一日の段階で見つければ、通常の体力のある方であれば風邪よりよっぽど早く楽になることが多いです。どうぞ正しい知識を身に着け冷静に対処なさってください。

image

記事一覧へ