日本テレビ・バゲットで花粉症対策について解説しました
[ 公開日: 2021/3/17 ]
スギ花粉の最盛期を迎える中、3月16日の日本テレビ・バゲットに出演しました。今回はコロナ禍ということで、クリニックからリモートとなりました。見慣れたトレインのマークに気づかれた方もおられるかと思います。
花粉皮膚炎
肌とマスクが触れたところに花粉が侵入し、腫れやかゆみなどの炎症を起こす。
対策として、「ガーゼをマスクの中にあてる」ことを紹介しました。生地がやわらかくマスクと肌の摩擦を減らすことができ、肌あれがひどい方におすすめです。マスクと肌が密着するので花粉の侵入も防げます。
マスクのイヤなニオイ
口の中の細菌がマスクについて、蒸れやすいマスクの中で繁殖して起こってしまうために起こります。
対策として、「パチッと爽快!マスクリーナー」を紹介しました。カプセルのついた丸いフエルトをマスクの内側にはり、上から押してカプセルをつぶします。すると、ミントの爽やかな清涼感のある空気がマスクの中に広がります。ミント系の香り成分で、イヤなニオイを軽減できます。香りは約5時間持続します。
花粉&コロナ対策にふさわしいマスク
便利グッツとして、「Etak(イータック)マスクインナーフィルター」を紹介しました。不織布3層のフィルターで、抗菌・抗ウイルス作用があるイータックという薬剤を含んでいます。これを通常の使い捨てマスクに貼り付け使用します。
ブラッシングのコツ
まず、生地の中に入り込んだ花粉を下から上に軽くブラッシングして浮かす。次に、手首のスナップをきかせて上から下にブラシをかけ花粉を払い落としてください。
まずは、花粉を浮かす。その後に払い落とすということです。
家に入る前に洋服ブラシ
家に入る前に、洋服についた花粉をふるい落とすブラッシングを行うことをおすすめします。毎日は洗えないコートや学生服には特に有効です。番組では「毎日の洋服ブラシ」を紹介しました。天然の豚の毛を使っていて、静電気が起きにくく、せっかく払った花粉が再び服に付きにくいのです。
玄関に空気清浄機
玄関から花粉が家の中に花粉が入ることは何としても防ぎたいです。そのためには小型でもよいので、空気清浄機をおくとよいです。番組ではドウシシャの「ホコリセンサー付き空気清浄機」を紹介しました。円柱型の小型で、空気を全周囲から吸うことが特徴です。
番組では紹介しきれませんでしたが、電車・学校・会社・お店などで換気を徹底しているため、室内の花粉が多いです。マスクでは防げない目の症状が例年より悪化している方が多いです。これに対してのおススメの対策もございます。これについては、トレイン耳鼻科を受診したときに直接お聞き下されば、具体的にレクチャーいたします。
花粉シーズンもようやくピークは見えてきたようです。適切な薬での治療をすることに加え、色々なグッツも用いて、少しでも快適に花粉シーズンを乗り越えたいものです。かくいう私自身も結構ひどめの花粉症です。頑張りましょう!
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