大変有意義な勉強会に参加しました

[ 公開日: 2015/1/23 ]

年末から正月にかけ猛威をふるっていたインフルエンザや風邪は急激に落ち着いてきました。スギ花粉症のかたは１月中の症状がまだでていないうちから治療すると、花粉飛散のピークを迎える３月ごろの症状が半分以下にすむことが多いです。スギ花粉症のかたは今ならゆっくりお話しや検査もできますし、待ち時間も少ないですからおススメですよ。

さて、雨だった２２日の木曜は午後が休診でした。新百合ヶ丘で聖マリアンナ医大耳鼻科が開いてくださった勉強会が夜にあり参加してきました。

前半は昨年、聖マリアンナ医大に新しく赴任された谷口（やぐち）准教授による中耳真珠腫についてのお話でした。大変数多くの中耳手術の実績がある先生で、手術についての様々なデーターやビデオは本当に見事でした。自信をもって手術が必要な患者さんをご紹介できる名医です。また細胞を培養しシートを作成し中耳に移植するという研究で世界をリードされているおり、臨床・研究とも大変すぐれた先生です。

後半は、中耳炎や副鼻腔炎など耳鼻科の感染症の世界でダントツの第一人者である和歌山医科大学耳鼻科の山中昇教授のお話をお聞きできました。中耳炎や副鼻腔炎には２年おきくらいに診療ガイドラインが改訂されているのですが、ガイドラインの真意やさらに新しい内容や詳細なお話が聞け本当に有用な機会でした。このお話をもとに、最新のガイドラインよりもさらに新しい知識をもとに最先端の感染症治療を行っていく自信がつきました。２歳未満の保育園にお通いのお子さんなどは極めて難治な中耳炎になるケースがままあるのですが、今までのベストのさらに上を目指してまいります。

すみませんが、花粉症についての昨日の続きは明日以降に書かせてください。

中耳炎、副鼻腔炎（蓄膿症）、扁桃炎など耳鼻科の感染症は川崎市宮前区の宮前平トレイン耳鼻咽喉科へご相談ください！当耳鼻科では最新の診療ガイドラインにしたがい、正確な診断、わかりやすく根拠のあるご説明、抗生剤（抗菌薬）などの適正使用に努めております。
「宮前平駅」徒歩30秒の駅前クリニックのため、たまプラーザ、あざみ野、江田、市が尾、藤が丘など田園都市線を利用し通勤・通学されている方の通院に大変便利です。また平日通院が困難な方にも対応できるよう土曜・日曜に午前・午後とも診療しております。