👃 子どもの鼻かぜは耳鼻科へ!鼻だけでなく耳まで診る理由【子どもの鼻と耳①】
[ 公開日: 2026/10/29 ]
お子さんの鼻水がたくさん出ているとき、どこを受診していますか?
「子どもだから小児科」「熱があるから小児科」と思っていませんか?
実は、鼻水の多い風邪こそ、耳鼻科の出番です!
私はいつも、「鼻水が多いときは、熱があってもなくても、ぜひ耳鼻科に来てください!」とお話ししています。
その理由をご紹介しましょう。

👃 鼻水の診察と処置は耳鼻科の得意分野!
小児科では、聴診や感染症の検査、薬の処方などを中心に診療することが多いと思います。
一方、耳鼻科では鼻の中を直接観察し、たまった鼻水を吸引するなど、鼻そのものへの処置ができます。
小さなお子さんは、自分で上手に鼻をかめません。鼻水を吸い取ってあげることで、鼻づまりが楽になることも少なくありません。
また、鼻水が続く原因が風邪なのか、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎など別の病気なのかを判断することも、耳鼻科の得意分野です。
🌡️ 熱があるから小児科? 実は中耳炎かもしれません!
実は、鼻かぜのお子さんには、驚くほど多くの中耳炎が隠れています。
特に鼻水がたくさん出ていて熱もある場合、ぜひ考えたいのが「急性中耳炎」です。
小さなお子さんは、耳が痛くても上手に伝えられません。また、痛みや発熱が目立たない中耳炎もあります。
だからこそ、鼻かぜでは鼓膜まできちんと診察することが大切なのです。
「インフルエンザや新型コロナの検査をしてほしい」という方もいらっしゃいますが、当院でも迅速検査を行っています。
熱があるから、検査を受けたいからといって、必ずしも小児科を選ぶ必要はありません。
👂 鼻水が治っても、中耳炎が残っていることがあります
鼻水や咳が治まれば、風邪は治ったと思いますよね。
ところが、鼓膜の奥に液体がたまる「滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)」が残っていることがあります。
この中耳炎は痛みや発熱が目立たず、聞こえにくくなっていても、保護者の方が気づかない場合があります。
鼻水が治ったことと、耳の状態が正常に戻ったことは、必ずしも同じではありません。
この「痛くない中耳炎」については、第2回で詳しくご紹介します。
🔍 小さなお子さんの鼓膜も詳しく診察しています

宮前平トレイン耳鼻咽喉科では、小さなお子さんの鼓膜も詳しく観察するため、できる限り硬性内視鏡(鼓膜鏡)を使用しています。
耳垢で鼓膜が見えにくい場合には、耳垢の除去にも対応しています。
当院では、鼻水の吸引、耳垢の除去、鼓膜の詳しい観察まで、一連の診療で対応しています。
小さなお子さんの鼓膜をどうやって診察しているのかは、第3回で詳しくご紹介します。
🏥 お子さんの鼻水・鼻づまりは、ぜひ耳鼻科へ!
鼻水が多い風邪なら、熱があってもなくても耳鼻科へ!
鼻を直接診て、必要な処置を行い、耳の状態まで確認する。それが耳鼻咽喉科の得意とする診療です。
お子さんの鼻水・鼻づまり、鼻かぜでお困りの際は、ぜひ最初から耳鼻咽喉科へ!
宮前平トレイン耳鼻咽喉科でお待ちしています。
