院長ブログ

【台湾鉄道旅①】第1話🏟空港からドームへ一直線

[ 公開日: 2025/12/26 ]

台湾は「野球もできる巨大ライブ会場」だった~

 

🏨 前夜、成田へ向かう

出発は日曜の朝だが、前夜のうちに成田へ向かった。
成田エクスプレスに揺られながら、「旅はすでに始まっている」と感じるこの時間が、私は好きだ。

前泊はホテル日航成田。
空港至近で、余計な気を遣わずに済むのがいい。
夕食は、このホテルの名物でもある JAL特製オリジナルビーフカレー
ゴロッとした牛肉に、スパイスの効いたしっかりした味。
これから始まる旅の前夜として、ちょうどよい“定番の一皿”だった。

 

✈️ 余裕をもって、旅は始まる

成田空港。
朝は慌ただしくなりがちだが、今回は前泊のおかげで心に余裕がある。
JALサクララウンジで軽く一杯いただいてから、台湾行き JL8663便 に搭乗した。

朝のフライトだが、不思議と気持ちは落ち着いている。
今回は観光地を詰め込むより、「移動」と「現地の空気」を味わうことを主軸に置いた旅だ。

便は定刻どおり成田を出発し、昼前には桃園空港に到着。
入国も驚くほどスムーズで、肩透かしを食らったような感覚すらあった。

 

🛬 桃園空港で、旅の足回りを整える

到着後は、両替と悠遊カード(台湾全土のバス・電車・地下鉄などで使える交通系ICカード)の購入。
細かい金額をいちいち気にしなくて済むようにしておくと、街歩きは格段に楽になる。

通信は au の海外ローミング。
特別な準備をしなくても、到着と同時に回線がつながる。
「よし、これで行ける」
旅の歯車が静かに噛み合った感覚があった。

 

🚉 MRT空港線で、台北へ

桃園MRT(Mass Rapid Transit:都市高速鉄道)に乗り、台北市内へ向かう。
車内は清潔で冷房も効いており、快速列車で台北駅まで一直線。
初めての台湾として、実に“肩慣らし”にちょうどよい移動だった。

 

🎫 台北駅で、旅の土台を一気に作る

台北駅に着くと、まず台湾鉄道(”台鉄”と略する:在来線を運営している)の窓口へ。

事前に用意していたメモを見せながら、TR-PASS(台湾鉄道3日間乗り放題) を購入し、
翌日以降の指定席もまとめて発券してもらった。

切符が一式そろった瞬間、気持ちが一段軽くなる。
鉄道旅は、最初に“土台”を作っておくと、その後の判断がすべて楽になる。

 

🧳 ロッカーは満杯

次に荷物を預けようとしたが、台北駅のコインロッカーは見事に満杯。
探し回るより早いと判断し、そのままホテルへ向かいフロントに預けた。

こういう場面で大切なのは、「予定通りにいかないこと」ではなく、
切り替えの早さだと、あらためて思う。

 

🎟 夜の予定を確定させる~ファミマで発券~

身軽になったところで、駅近くのファミリーマートへ。
端末操作で、今夜の 台北ドームのチケット を発券した。

紙のチケットを手にした瞬間、
「今日は本当に台湾で野球を観るのだな」という実感が湧いてくる。

 

☕ 台北駅で、ひと息

台北駅構内で、タピオカミルクティーを一杯。
暑さの中で飲むその味に、「本場に来た」という実感がじわりと広がる。
初日としては、これだけでも十分なご褒美だった。

 

🏟 いざ台北ドームへ

ホテルに戻って着替えを済ませ、MRTで台北ドームへ向かう。
國父紀念館駅の出口を出ると、巨大なドームが視界いっぱいに現れる。
駅からほぼ直結で、迷う余地はない。

中に入ると、最新の全天候型ドーム。
冷房が効き、外の蒸し暑さから一気に解放された。

 

🎶 野球「も」できる巨大ライブ会場

この日の試合は、野球そのものだけで終わらなかった。
試合の合間には、音響・照明・大型ビジョンを駆使した演出が次々と入る。

アウトのたびに演出が入り、空間は常に動いている。
日本の球場にある「静と動」の切り替えとは、考え方がまったく違う。

そして試合後。
そのまま始まったのは、チアと韓流スターによる本格的なコンサートだった。
フィールドは一転してステージに変わり、照明と音楽が会場を支配する。

体感としては、
「野球7・ライブ3」ではなく、「ライブ8・野球2」

なるほど、ここでは
野球は“主役の一つ”であって、すべてではない。
台北ドームは、まさに「野球もできる巨大ライブ会場」だった。

🍜 夜の締めは牛肉麺

試合とコンサートを終え、台北駅へ戻る。
フードコートに滑り込み、牛肉麺で一日の締め。

濃い旨味のスープに中太麺。
今日一日の出来事を反芻しながらすする一杯は、静かに身体に染みた。

 

🌙 明日は鉄道旅はじまり~いざ南へ~

ホテルに戻り、翌朝の列車に備えて荷物を最小構成に。
写真のバックアップを終え、静かに就寝した。

明朝は8時、在来線で台南へ向かう。
この旅は、まだ始まったばかりだ。

 

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