🔍 子どもの中耳炎を見逃さないために!当院がこだわる鼓膜の診察【子どもの鼻と耳③】
[ 公開日: 2026/11/3 ]
お子さんが鼻かぜをひいたとき、鼻水だけでなく、耳の奥にある「鼓膜」まで詳しく診察することが大切なのをご存じでしょうか?
鼻かぜのときには中耳炎が隠れていることがあり、しかも痛みや発熱が目立たない場合もあります。
ところが、小さなお子さんの鼓膜を詳しく診察するのは、実は簡単ではありません。
今回は、宮前平トレイン耳鼻咽喉科がこだわっている、子どもの耳の診察についてご紹介します。

👂 小さな子どもの鼓膜は、簡単には見えません!
小さなお子さんの耳の穴(外耳道)は、大人に比べて狭く、鼓膜が見えにくいことがあります。
さらに、耳垢がたまっていたり、診察を嫌がって頭を動かしてしまったりすることもあります。
鼓膜の一部分が見えただけでは、細かな変化を十分に確認できない場合があります。
中耳炎を見逃さないためには、鼓膜をできるだけ広く、詳しく観察することが大切なのです。
🔍 当院では「鼓膜鏡」を使って詳しく診察!
当院では、小さなお子さんの鼓膜診察には、できる限り硬性内視鏡(鼓膜鏡)を使用しています。
鼓膜鏡は、耳の中を明るく照らし、鼓膜を拡大して観察できる医療機器です。
鼓膜が赤いかどうかを見るだけではありません。鼓膜の形や膨らみ、へこみ、鼓膜の奥に液体がたまっていることを疑わせる変化なども詳しく観察します。
急性中耳炎だけでなく、痛みや発熱のない滲出性中耳炎を見つけるためにも、こうした丁寧な診察が重要です。
当院では、鼻水や鼻づまりで受診したお子さんにも、できる限り鼓膜鏡を使って鼓膜を詳しく診察しています。


🩺 耳垢を取ることも、大切な診察の一部です
耳垢で鼓膜が隠れていると、中耳炎の有無を十分に確認できません。
当院では必要に応じて耳垢を除去し、その奥にある鼓膜まで詳しく診察しています。
耳垢を取るのは、単に耳をきれいにするためだけではありません。中耳炎を見逃さないためにも大切な処置なのです。
鼻水の吸引から耳垢の除去、鼓膜の詳しい診察まで、一連の診療で対応できることは、耳鼻咽喉科の大きな強みです。
🤝 保護者の抱っことスタッフの介助が大切です
小さなお子さんにとって、耳や鼻の診察は怖いものです。泣いたり、体を動かしたりするのは自然なことです。
しかし、耳の中を診察・処置している最中に急に動いてしまうと、耳の中や鼓膜を傷つける危険があります。
そのため、当院では保護者の方に、お子さんを正しい姿勢でしっかり抱っこしていただくようお願いしています。
診察椅子に深く座り、お子さんの体や腕、足が動かないよう、しっかり抱っこしていただきます。さらにスタッフがお子さんの頭を支え、必要に応じて複数のスタッフで介助します。
当院では、保護者の方への抱っこのご案内や、スタッフの介助方法についてもマニュアルを整えています。
保護者の方のしっかりした抱っこ、スタッフの適切な介助、医師の診察技術。この3つがそろうことで、安全で正確な鼓膜診察につながります。
※お子さんが激しく動く場合や、安全に頭を保持できない場合には、外耳道や鼓膜を傷つける危険があるため、安全を優先し、無理に鼓膜鏡を使用することはありません。

🏥 子どもの鼻かぜは、最初から耳鼻科へ!
鼻水が多い風邪では、鼻の中を直接診察して鼻水を吸引するだけでなく、中耳炎が隠れていないか、鼓膜まで確認することが大切です。
そして、小さなお子さんの鼓膜を詳しく診察するためには、専門的な機器や診察技術に加え、保護者の方とスタッフの協力が欠かせません。
宮前平トレイン耳鼻咽喉科では、こうした診療を日常的に行っています。
お子さんの鼻水・鼻づまり、鼻かぜでお困りの際は、熱があってもなくても、ぜひ最初から耳鼻咽喉科へ!
大切なお子さんの鼻と耳を、私たちは丁寧に診察します。
📚【子どもの鼻と耳・全3回】
① 👃 子どもの中耳炎を見逃さないために!当院がこだわる鼓膜の診察
② 👂 子どもの「痛くない中耳炎」とは?鼻かぜと滲出性中耳炎の関係
③ 🔍 子どもの中耳炎を見逃さないために!当院がこだわる鼓膜の診察
